ドリーム小説





















意味が分からない


どうして、どうして、どうして



頭の中がぐるぐるする、


なんで、なんで、なんで?





目の前、ポッターが縋り付くのは、動かないセドリック。

目を見開いて、何も見ない、彼の姿。



わたしは、なにも、できずに



ただ、みることしかできなかった








だいすきだったのに









あの日、ダンスパーティで一方的に彼を避けだして。

それから、ほとんど話さなかった。


帰ってきたら言いたいことがあるんだ、だから、待ってて。




セドは、そういっていたのに。



話を聞こうと、思っていたのに。



私に駆け寄ってきたのは、妹。


向けようのないいらだちは、すべて、一方的に妹へと向けた。


伸ばされた手を避けて、叩いて、退けて。



ただ、叫んだ。



あなたのせいで、私はセドに最後にかけた言葉すら、思い出せない。




全部、全部、あんたのせいだ。













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