ドリーム小説
2
「・マルフォイ?」
「三人ともに会ったのかい?」
「「珍しい!!」」
グリフィンドール名物、ウィーズリー家の双子は声をそろえて驚きを露わにした。
ハリーを筆頭とした三人は本日の出来事を信じられずにいた。
談話室で膝をつきあわせて会議をする三人にちょっかいをだすように姿を現した双子。
なにを話し合っている?その言葉に顔を見合わせた三人。
そういえば、この二人は彼女と同じ年だ、と聞いたばかりの名前を挙げる。
そうすれば大げさなまでに驚く二人。
「はね、スリザリンっぽくはない。」
「僕らにだってよく話しかけてくるしね。」
「ただし周りにスリザリンがいないときだけ。」
「よく言ってるのは、純血って面倒って話。」
「でもスリザリンにそう言ってるってばれる方が面倒っていいながら僕らに愚痴る。」
「ほかのスリザリンと一緒にいるときは控えめに笑って、周りをたしなめる。」
「でも滅多に人前にでない。ぶっちゃけ大広間ですらなかなかみない」
「噂じゃあ、病弱だってはなし。」
「でも僕らは人前にでるのが面倒なだけだと推測している。」
「よくいる場所は図書室とスネイプの研究室。」
「教授と仲いいしね。」
「成績もすごくいい。」
「テスト前うなってたら教えてくれるし」
「甘いものはめちゃくちゃ好きだよね。」
「いつもポケットにチョコレート入れてる。」
「あとは動物も好きだよ。」
「でも動物には逃げられてるよね。」
「逃げられてしょんぼりするんだ。」
「あまりも動物に飢えて、マクゴナガル先生の猫姿に後ろから飛びつこうとして起こられたことがあるって話!」
「あとは、あ、そうだ、スリザリン生からは尊敬されまくってるかな。」
「気高くて、頭が良くて。しかもマルフォイ家」
「「なによりかわいい。」」
どんな人?その言葉に帰ってくる言葉たちの多さ。
それらに圧倒されながらも推測する彼女の像
とりあえず言えることは___
確かにそれを完璧に隠し続けているならば本当に間違いなくスリザリンだ。ということ。
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