ドリーム小説
魔法25
「副校長。台所、借りたい、です。」
副校長と一緒にお茶をしながらお願いを述べてみる。
副校長は少し不思議そうな顔をしながらも是と返事をくれた。
『でき、た?』
台所にいたちっちゃい人たちに場所を貸してもらい、唯一作ることの出来るお菓子を作る。
ここは日本ではない。
故に珍しいであろう日本の和菓子を作ってみる。
私の家は和菓子屋だ。
そのため多少の和菓子ならば作ることが可能なのだ。
「「もうすぐ、クリスマスだ!、君は何が欲しい?」」
それはこの間、ふれっどとじょーじに聞いたこと。
その後詳しく聞けば、クリスマスには家族同士に関わらず友人やお世話になった人にもプレゼントをする日とのこと。
私もふれっどやじょーじ、いつもお世話してくれるみんなに何かをしたいとは思ったのだが、お金を持っていない。
それでどうしようかと思って、どらこに相談すればお菓子でも作ってみてはどうかといわれたのだ。
出来あがった和菓子をお皿に乗っける。
・・・どうやって渡そうかなあ。
そんなことを考えながら使っていた器具を片付けようと手を伸ばす。
___その仕事はちっちゃな人たちによって奪われてしまったけど。
私たちがしますから・・・とかいわれたような気がするが早すぎて聞き取れなかった。
『貸してくれて、ありがとーございました。』
見送ってくれるちっちゃな人たちにお礼を言って頭を下げた。
ちなみにどうやって持って帰ろうかと考えていれば、ちっちゃな人たちがラッピングをしてくれた。
・・・みんなはよろこんでくれるのでしょうか。
くりすますのじゅんびはできました
・・・和菓子の甘さって受け入れてもらえるのかなあ?
※※※ ちなみにもうクリスマス休暇はスタートしてますです。
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