ドリーム小説
魔法38
新学期が始まってそんなにたっていないというのに、たくさんの変化があった。
だれかが(話に聞くとハリーとからしい。)車で学校にある木につっこんだとか。
(一度めに帰ってきたきょうじゅの生き生きとした顔は近年まれにみるものだった。だが次に帰ってきたときの顔ははじめに比べて非常に恐ろしい顔だった。)
けれどもそんな中で私にとって一番大きな変化は一人の人間によってもたらされた。
「!こんなところで一人、なにしているんだい?よければ私の部屋でお茶でも____」
「これから、用事、です。お茶、いらない、です。」
確かに整っている顔。
(私にとってはきょうじゅのほうが好みだ。)
白い歯。
(別に見たくもない。)
きらきらとした笑顔。
(きょうじゅのぶっちょうずらのが安心する。)
なぜか私に構いたがる謎の新教師。
名をろっくはーとと言う。
マジでやめてほしい。
その笑顔も、言葉も歯の浮くせりふも。
背中がぞわぞわする。
私を見つける度に楽しそうにムカつくほど長いその足で近づいてくる。
足のコンパスの差からか逃げられねえ。
用事があると断れば奥ゆかしいとかなんとか、よくわからない言葉をはいてそのまま連行されそうになる。
用事あるって言ってるじゃないですか。
頼むから話を聞いてください。
絡まれたくない。
そのせいで楽器が始まってから部屋からでなくなって。
おかげさまで双子とかにまだ一度も会えていない。
寂しい。
だがあれにあうほうがイヤで。
部屋から出る時は基本きょうじゅと一緒だ。
まあ、きょうじゅじたいもあれが好きではないみたいで、私に絡んでくるあれを見ると有無を言わせず助けてくれる。
ありがたい。
きょうじゅと一緒に入れるのはうれしい。
でも、やっぱり友達にも会いたい。
はりーとかはーちゃんとか、どらことか、双子とか!
あいたいのにあえないもどかしい!!
でも、それでもやっぱり
寂しい<あれにあいたくない
にがてなものはにがてなのです
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