ドリーム小説



記憶を辿って109  なんて美しい世界でしょうか












この世界はなんて美しいのだろう。






ゆっくりと深いまどろみから目を覚ます。

朝起きて、制服に着替えて、学校に行く。

授業を受けて、友達と話をして、家に帰る。

宿題をして、ご飯を食べて、一日を終える。


そんな繰り返される毎日。

それは何ら変わったことが起こるわけでもない。



それでも、僕にとってこの世界は幸せだった。


なぜそのように思うのか、感じるのか。


その答えを僕は持たない。





















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